30歳独身男性公務員の人妻体験日記

いわゆる出会い系サイトで人妻さんと会うことになりました。30歳独身のわたしには「人妻」というだけでちょっと淫靡な匂いがします。あと人妻さんということは当然セックスには慣れているわけで、あわよくば速攻で、などというスケベ心もむくむくと頭をもたげてきます。まあわたしの人妻のイメージとしては「壇蜜」みたいな感じです。もっとも彼女は独身ですが。
というわけで彼女の家の近所のコンビニの駐車場で待ち合わせ。「白い車で、サングラスかけていくから」と目印を伝えておきました。
駐車場に車を入れると、ちょっとぽっちゃり気味の女性が人待ち顔で立っています。人妻の色気というよりはちょっと主婦の貫録が勝手いる感じです。まあ出会い系だからといってお色気むんむんの女性ばかりがいるわけではありません。
回りに誰もいなくなってから車の窓を開け、手を振ってみます。彼女もそれと気がついていたようで車に乗り込んできます。
「初めまして」
「初めまして。サングラスしてるから怖いお兄さんだったらどうしようかと思った」と笑いながら彼女が言います。
軽く食事をしてから、この後どう攻めようかと考えていると、彼女の方が
「どうする?うちくる?」と言ってきます。
さすが人妻、話が早い。話が早いのは願ったりかなったりですが、自宅はやばいでしょう。人妻イコール美人局、というイメージが私の頭にこびりついているようです。まあ美人局だとしたら人妻に限った話じゃないでしょうが。
「うーん、家じゃなんだから違うとこにしようか」と私。この場合違うところと言えばもはやホテルしかありません。
インターの近くのホテルへ入って、部屋に入ります。真昼間なのに結構車が止まっています。
「結構混んでるね」彼女も同じことを思ったようでそう言ってきました。まあ好きな人はいるもんですねえ。ご多分に漏れず私もですが。
そんなわけでご休憩を済ませ、彼女を家まで送って行きます。
「さっきのコンビニでいいわよ」
家まで行くのもまあ当然まずいのでそこで彼女をおろし、バイバイです。
この人妻さんは結構さばけていて、そのあとも「今日会わない?」と何度か連絡をもらい、そのあと何回か会うことになるのですが、それはまた別のお話。

30歳女性フリーランスのマリッジブルー日記

「あたしもついに人妻なんだな」 結婚を来月に控えて少しマリッジブルーになってしまったのか、そんなことをつぶやいてしまった。
なんだか、人妻という言葉は慣れない。
少しエッチな感じさえする。
結婚を控えている旦那さんとの出会いは、ボランティア活動がきっかけだった。
あの大震災の直後で、あたしも、彼も必死に被災地のために駆け回った。
物資が足りないと言われれば、物資がある避難所を探して融通してもらったり、炊き出しをしたりと本当に忙しかった。
当時はものすごくやることがたくさんあって充実していた。
そしてふと落ち着いたときに周りを見渡せば自然と彼があたしのとなりにいたのだ。
震災ボランティアは出会いの宝庫だと良く言われるけれども、本当にそうだと思う。
あたしたちの他にも震災後の出会いで結婚したカップルは何組も知っている。
それだけ、あの極限状態の中を一緒にくぐり抜けた絆というのは本当に大きい。
それがあるからあたしは彼を信頼できるし、彼もあたしと一緒にいたいと思ってくれるのだろう。
ちなみに、あたしたちは交際期間はゼロ。
付き合うとか付き合わないとか言う間もなく自然と2人でいることが多くなって、流れのままにエッチもして、付き合ってないけど結婚するかって話になった。
そして気がつけばあたしは人妻だ。
こんな嘘のような話があるんだなーってしみじみと思う。
震災は本当に大変だったし、つらいことばかりだったけど、唯一彼と出会えたことだけが震災があって良かったことだ。